手紙の用語集

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一統(いっとう):一同のこと。「ご尊家ご一統様」などと使う

御地(おんち):相手がいる地域をうやまっていう言いかた

愛顧(あいこ):ひいきにすること

遅ればせ:遅れてかけつける、の意味「遅ればせながら」など

あいにく:折あしくという意味。折さえよければ…といったニュアンスを伝える言葉

あしからず:悪く思わないでください、という意味

慰問(いもん):苦しんでいる人を慰め見舞うこと

お繰りあわせのうえ:時間の都合をつける、という意味。「お繰りあわせのうえぜひご参会くださいませ」など。万障(ばんしょう)は「あらゆる差しさわり」のことで、なんとしてでもという強制的な意味があるため「万障お繰りあわせのうえ」というのは相手に対して失礼。

折り入って(おりいって):特別に心をこめて、の意味。「折り入ってお願いがございます」など

遺憾(いかん):残念に思うこと

遺志(いし):亡くなった方の生前の意志

賀正(がしょう):正月を祝うという意味

貴家(きか):相手の家・家族に対しての丁寧な言いかた。尊家(そんけ)も同じ

祈念(きねん):祈ること

寿ぐ(ことほぐ):言葉で祝福すること

酷暑(こくしょ):むごいほどの暑さ。ほかに大暑・炎暑なども同じ

謹啓(きんけい):謹んで申し上げるといういみでの頭語。「拝啓」よりもさらにていねい。結語は謹言・敬白などとする。

謹言(きんげん):つつしんで申し上げますという意味での結語。

鶴首(かくしゅ)してお待ち申し上げます:鶴のように首を長くして、待ち焦がれていること

健勝(けんしょう):からだが丈夫で元気なようす。相手の健康と幸せを祝ったり願う言葉。

高配(こうはい):相手の配慮をうやまっていう言いかた

厚情(こうじょう):情け深いこと。深い思いやり。「より一層のご厚情を賜りますよう」など

過日(かじつ):過ぎ去った日、先日のこと

厚誼(こうぎ):心からの親しいつきあいのこと

交誼(こうぎ):親しい交際のこと 「生前のご交誼に感謝し、」など

高誼(こうぎ):なみなみならぬ親しい交際のこと

公私(こうし)にわたり:仕事だけでなく、プライベートでも、という意味

幸甚(こうじん):とてもうれしいこと

敬白(けいはく):うやまって申し上げる、という意味の結語

吉報(きっぽう):おめでたい知らせ

薫陶(くんとう):徳で感化すること

愚察(ぐさつ):自分の推察をへりくだっていう言いかた

賢察(けんさつ):相手の推察をうやまっていう言いかた。「事情ご賢察のうえ、ご理解いただければ幸いです」など

急逝(きゅうせい):急に亡くなること

かねて:以前より、の意味

かかる:このような、の意味。「かかる結論となりました」など

休心(きゅうしん):安心すること「こちらは元気にしておりますので、どうかご休心ください」など

恵与(けいよ):与えられることを、へりくだっていう言いかた。「立派なお飾りをご恵与くださり」など

高聞(こうぶん)に達する:相手の耳に入ることを、うやまっていう言いかた。「母の病気入院がご高聞に達し、」など

恵贈(けいぞう):相手から贈られることを、へりくだっていう言いかた。「このたびはご恵贈品までいただき」など

灰燼(かいじん)に帰(き)す:すっかり燃えて跡形もなくなること「類焼により不運にも灰燼に帰しましたが」など

懇状(こんじょう):丁寧な手紙。相手から届いた手紙に対していう言いかた。

懇篤(こんとく):心がこもっていること「ご懇篤なる励ましをいただきまして」など

教導(きょうどう):教え導くこと。「今後もご教導くださるようお願い申し上げます」など

快諾(かいだく):快く承諾すること

ご足労(そくろう):来ていただくこと。「わざわざご足労いただき」など

加療(かりょう):治療をほどこすこと。「入院加療がいる大事とは知らずに、」など

冠省(かんしょう):前文省略という意味。前略に同じ頭語。

かたがた:かつ、ついでに、かねて、という意味。「報告かたがたお願いまで」など

祝詞(しゅくし):お祝いの言葉。「謹んで新年のご祝詞を申し上げます」など

術後(じゅつご):手術の後のこと

壮健(そうけん):若々しく健康なこと。健勝(けんしょう)に同じ。

寸書(すんしょ):自分の手紙をへりくだっていう言いかた「略儀ながら寸書にて、ごあいさつ申し上げます」などと使う。「とりあえず、寸書にてお祝いまで」など

清祥(せいしょう):清らかな幸せ

清福(せいふく):けがれのない幸福

清適(せいてき):相手が健康で無事なことを喜ぶ言葉

深謝(しんしゃ):深く感謝すること

全快(ぜんかい):すっかり元気になること

深甚(しんじん):とても深いこと。「深甚の感謝をこめてお知らせ申し上げます」など

職責(しょくせき):仕事の責任

精励(せいれい):一生懸命励むこと

辞す(じす):やめる、という意味

社命(しゃめい):会社の命令

受納(じゅのう):受けて納めること。「ご受納いただければ幸いです」など

自愛(じあい):自分のからだを大切にすること。「くれぐれもご自愛ください」など

賞味(しょうみ):美味しく味わうこと。ほめて味わうこと。

笑納(しょうのう):贈り物を受け取ってもらうときの、へりくだった言いかた。「つまらないものですが、笑ってお納めください」の意味。「素朴なもので恐縮ですが、ご笑納くださいませ」など

寸志(すんし):わずかなこころざし。自分の贈りものをへりくだっていう言いかた

寸簡(すんかん):自分の手紙をへりくだっていう言いかた

粗品(そしな):粗末な品。自分の贈りものをへりくだっていう言いかた

先(せん)だっては:先ごろ、この間

垂涎(すいぜん)の的(まと):あこがれの対象。垂涎はよだれをたらすこと。

順風満帆(じゅんぷうまんぱん):追い風に帆をあげて風邪をたくさんうけるという意味で、物ごとが順調にいく様子。

竣工(しゅんこう):工事が完成すること

僭越(せんえつ):身分や権限などをこえて、差し出がましいことをあらわす、へりくだった言葉

自愛専一(じあいせんいつ):自分のからだを大切にすることだけを考えるという意味

仄聞(そくぶん):うわさに聞く 人づてにちょっと聞く

小康(しょうこう):病気などが安定すること。「病勢は小康を保っておりますが、」など

災厄(さいやく):不幸な出来ごと

盛会(せいかい):会が盛り上がること。「ご盛会をお祈りいたします」など

造詣(ぞうけい):学問や技芸などを深く極めていること

ほど:具合、ようす、という意味。「ご都合のほどをお聞かせください」など

親(した)しく:直接に、という意味。「お父様に親しくお祝い申し上げたく存じます」など

先般(せんぱん):さきごろ、このあいだ

慚愧(ざんぎ)に絶えない:自分の言動を反省して恥ずかしく思うこと

遵守(じゅんしゅ):規則や約束を守ること

善処(ぜんしょ):事態に応じて適切な処置をとること

多祥(たしょう):とても幸せなこと。「より一層ご多祥でありますようご祈念申し上げます」など

他事(たじ)ながらご休心(きゅうしん)ください:心配に及ばない他人ごとですが、まずはご安心ください、というへりくだった言いかた。「こちらは元気にしていますので、~」などと使う

床払い(とこはらい):病気が治ること。床上げと同じ。「おかげさまで念願かなって床払いとなりました」など

大過(たいか):大きな過失、あやまち。「おかげさまで大過なく」など

賜物(たまもの):他者から受けた恩恵

つきましては:ついては、の丁寧な言いかた。そのことに関して、という意味。

同慶(どうけい):相手と同じように喜ばしいという意味

衷心(ちゅうしん):まごころのこと

頓首(とんしゅ):頭を地に着くように下げて恭しく礼をする、という意味の結語。謹啓、粛啓などの頭語をうける。

長座(ちょうざ):長居をすること

段(だん):~とのこと、の意味。「ご清栄の段お慶び申し上げます」など

賜(たまわ)る:もらうの謙譲表現。いただく、の意味。

何卒(なにとぞ):どうか、なんとか、という意味

拝察(はいさつ):推察することのへりくだった言いかた

拝読(はいどく):読むことをへりくだっていう言いかた「ありがたく拝読いたしました」など

閉口(へいこう):どうしようもなく困ること

不一(ふいつ):ひとつにならず、つまりまとまりがなく失礼という意味の結語。不備・草々に同じ

倍旧(ばいきゅう):以前にもまして程度が大きいこと

鞭撻(べんたつ):ムチ打つこと。励ますことをたとえてこういう。「ご鞭撻を賜りたく、お願い申し上げる次第です」など。

ひとえに:ひたすら、すべて、もっぱらという意味

ひとしお:ほかの場合とくらべて程度がますさま

ぶしつけ:礼儀をわきまえずに失礼なこと

病臥(びょうが):病気で寝てること。「病臥中はお見舞いをいただき、ありがとうございました」など

芳情(ほうじょう)相手のやさしい気持ちをうやまっていう言いかた。「格段のご芳情に、心からお礼申し上げます」など

はせ参(さん)じ:大急ぎでうかがうこと

拝送(はいそう):送ることへのへりくだった言いかた

伴侶(はんりょ):結婚のパートナー

芳志(ほうし):相手の親切な心づかいをうやまっていう言いかた

拝復(はいふく):日をおかずに返信するときに使う頭語。復啓・謹復はより丁寧な言いかた

復啓(ふくけい):日をおかずに返信するときに使う頭語。謹復に同じ。拝復より丁寧な言いかた。

配意(はいい):気くばりのこと。「格別のご配意に深く感謝いたします」など

ふつつか:ゆきとどかないこと ぶしつけなこと。「ふつつかな私ですが」など

不幸中(ふこうちゅう)の幸(さいわ)い:見舞われるほう(不幸があったほう)がつかう言葉。たとえ被害が小さくても、見舞うほうがつかうのは厳禁。

ふるって:すすんで、積極的に、の意味。「ふるってご参加ください」など

本復(ほんぷく)=病気が治ること 「一日も早く本復されますように」など

深傷(ふかで):酷いけがのこと

卑簡(ひかん):自分の手紙をへりくだっていう言いかた。「まずは略儀ながら卑簡にてお詫び申し上げます」など

みぎり:とき、ころ、おり、という意味

未曾有(みぞう):これまでに一度もなかった、という意味

末筆(まっぴつ):手紙の終わりの方に書く文句「末筆失礼ながら、」など

末(まつ)ながら:文末で失礼ですが、の意味

もとより:いうまでもなく。「ご本人はもとよりご家族みなさまには」など

満悦(まんえつ):満足してよろこぶこと「奥様のご満悦のようすがうかがえます」など

まで:だけ、の意味。「まずはおたずねまで」など

まずは用件(ようけん)のみ:以上用件だけ伝え、ほかのご挨拶は省いて失礼します、の意味。

由(よし):聞いた話や知っていることの内容。「皆さまにはご健康の由、お喜び申し上げます」など

隆昌(りゅうしょう):勢いが盛んなこと。とても栄えること。

略儀(りゃくぎ):略式の礼儀。本来は出向いて詫びるべきことなので、このような言葉をそえる。

落成(らくせい):建物が完成すること

履行(りこう):実行すること

私こと:私はという意味。儀礼的な手紙では、あえて文末(便箋の下方)において、へりくだった気持ちを表す