長寿の祝いに花をプレゼントしたい

長寿祝いとは?

長寿祝いは「賀寿の祝い」ともいわれ「還暦」にはじまります。戦前は数え年で表示していましたが、戦後は満になったので、還暦祝いも今では満60歳の誕生日にお祝いされることが多くなりました。
ちなみに「数え」と「満」の違いは、数えは「生まれた瞬間1歳、お正月が来る度に1歳加算(12/31生まれは翌1/1に2歳とのこと^^)」で、満は「生まれた時は0歳で誕生日が来て1歳」です。
今は単純に 満60歳 満70歳 満77歳 満80歳などの誕生日に、長寿のお祝いをするケースが増えています。

長寿祝いといっても、今の先輩方々は本当にお気持ちが若いですし、年よりの扱いなんてしたら、怒られてしまいそう^^ そうはいえ、年長者への贈り物ですから、失礼があってはいけませんし、気を遣いますね。相手を敬う気持ちをそのままに、花の色や贈るタイミングなど、ポイントを押さえてご用意いたしましょう。ご本人はもとより、まわりのご家族までもが嬉しくなるような明るく楽しげなお花がよいと思います。節目ごとの象徴色もありますので、参考にしてみてくださいね。

長寿祝いっていろいろあるの?

長寿の祝いは、 還暦祝いが数え61才、古希の祝い=数え70才、喜寿の祝い=数え77才 、傘寿の祝い=数え80才 、米寿の祝い=数え88才、卒寿の祝 い=数え90才 、白寿の祝い=数え99才、百寿の祝い= 数え100才 です。
米寿を祝う88歳よりうえは、男女共に平均寿命を超えていますから、本当の意味で長寿の祝いと言えますね(^^)

いつまでに贈ればいいの?

お花を贈るタイミングですが、半月前頃から、当日までに届くよう贈ります。もし長寿のお祝い会がある場合に、当日参加せずお花を贈るときも、できれば遅くても会の前日までに届けるようにしましょう。また、長寿のお祝いは、ご本人の誕生日のほかに、敬老の日など、祝日でもよいとされています。

長寿の「象徴色」があります

還暦に代表される60代のお祝いのテーマ色は「赤」です。そして、古希や喜寿など70代のテーマ色は「紫」、80代は「金茶」「黄」とされています。
ただ、80歳をこえたお祝いは、色にこだわるよりも、華やかにお贈りするほうが、ご家族のみなさまにとっても、なにより思い出深い贈り物になるはずです。

長寿のお祝いには特に決まりはありませんので、ますます健康でいられるように、という意味でいつもより賑やかで派手めのお花を贈ってあげるものよいでしょう。