年忌法要について知りたい

年忌法要は「祥月命日の法要」です

年忌法要は一周忌に始まります。一周忌は亡くなった年の翌年に営まれる、はじめての祥月命日の法要です。「祥月命日」の「祥月」とは亡くなった「月」を指し、「命日」は亡くなった「日」を指します。よって、「祥月命日」とは、一周忌以後の「亡くなった当月の命日」をさします。

一周忌以降の数え方について

一周忌の翌年に営まれるのが三回忌で、「これから3年目を迎えますよ」という意味で三回忌と言います。 以後、命日から数えて満6年目に営まれる七回忌、同じように十三回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌とつづきます。 一周忌(一回忌)=満1年目 三回忌=満2年目 七回忌=満6年目 十三回忌=満12年目 十七回忌=満16年目 二十三回忌=満22年目 二十七回忌=満27年目 三十三回忌=満32年目  

弔慰とは?弔慰金について

弔慰(ちょうい)とは「死者をとむらい、遺族を慰めること」をいい、弔慰金(ちょういきん)とは、「故人の霊に手向けるお香や供花に代わるお金」という意味合いがあります。 古来、葬儀関係の儀式の際には自家伝来のお香を持ち寄って故人に手向けていたことから、この言葉の発祥があります。封入する金額は故人との生前のお付き合い程度にその地区の風習を加味したものにします。

お札の向きはどちら向き?

金封やのし袋に封入するお札の方向に特別な決まりはありませんが、葬儀・告別式の弔慰金に限っては受付の会計担当の方が管理しやすいように、表面(和数字の金額、壱万円・五千円などが印刷されている方)向かって左側を上(封入口に近い方)にする方向で封入するのが適切とされています。

新札か、旧札か?

新札を用いると死ぬ前から準備していたと思われることからタブー視する向きもあるようですが、逆に使い古した札を用いる方が失礼と考える方が多いようです。新札を用いても特に問題はありませんが、一度半分に折って用いる方法もあります。

金封について注意すること

金封は袱紗(ふくさ)に包んで持参し、式場では袱紗から取り出して受付係の方に向けて差し出すのが礼儀です。遺族宅など受付のないところで行われる場合は霊前(佛前)に拝礼して直接お供えします。(法要時も同様) 葬儀の際には参列した日に持参しますが、通夜・葬儀とも参列する場合は通夜に持参するのが一般的です。 献辞(表書き)は、「悲しみの涙に墨も薄くなる」との意味合いから薄墨で書くのが本来ですが、現在では他の場合と使い分けをせずに濃墨を用いることもあります。

数珠(じゅず)の意味と持ち方

数珠(じゅず)は穴が貫通した多くの珠に糸の束を通し輪にした法具です。仏を念ずる時に用いる珠との意味から「念珠」(ねんじゅ)とも呼ばれます。佛式の行事には欠かせないものですから、通夜や葬儀・告別式の会葬に参列する時や法要(法事)に出席する際は必ず忘れずに持参します。

数珠の球数

本来の数珠玉の数は人間の煩悩の数を表すと言われ、その煩悩を仏様に合掌することにより、心の汚れを祓ってもらうということから108個付いています。他に半分の54(菩薩の54階位を表している)、四半分の27(27賢聖人を表している)などもあります。

違う宗派の葬儀の場合はどうするの?

信徒では自家の弔い事の際は自家宗派の数珠を用いますが、

自家の宗派と違った宗派の葬儀や法要に参列する場合でも、自家宗派の数珠を持参するのが一般的です。

特に独自の宗派を持たない場合は「単念珠」と呼ばれる略式用のものが一般的に多く用いられ、この場合はいずれの宗派に用いても差し支えありません。

供花と供物が重複してもいいのでしょうか。

葬儀・法要時に、お供え物としての供花(くげ)や供物(くもつ)、また弔慰金としての香典を重複持参することは差し支えありません。 ただ、供花・供物に弔慰金をあわせて持参する場合は、供花・供物の表書きを「御供物」・「御供」とし、弔慰金の表書きを「御霊前」・「御香奠」・「御仏前」などと書き換えて、それぞれの表書き(献辞)が重複しないように心がける必要があります。 

供物(くもつ)や供花(くげ)の送り方が知りたい

ご葬儀に際しては、遺族と悲しみを共にする気配りや振る舞いがなくてはなりません。そのため服装の一つからご挨拶の言葉の端々にも、心から哀悼を表すこころくばりが何よりも大切です。こうしたことから、弔慰金やお供物を持参するにも、自ずから厳粛かつ礼節を重んじたマナーが求められます。

お供物について

葬儀・告別式では、弔慰金とは個別に献花(又は、供花=くげ)と言って、花輪や樒(しきみ)及び生花をお供えします。式場の都合や故人の遺言、又は遺族の思い入れなどによっては、献花を辞退される場合もありますので、念のため先方に確認しから用意するようにします。 法要時には供物(くもつ)といって、霊前(佛前)に干菓子や果物などを持参してお供えしますが、この場合は出来るだけ日持ちのするものを贈るように心がけます。生前に故人が好んで口にしたものをお供えするのもよいでしょう。その他にも、線香やローソクなどをお供えします。 

忌日(きじつ)法要とは

仏教では、人が亡くなった命日から数えて7日ごとを忌日といい、7日ごとに行われる法要を「忌日法要」といいます。

初七日(しょなのか)法要

初七日は、正式には亡くなった日から数えて七日目に行う法要です。初七日の法要は忌日のなかでも特に大事な法要で、近親者、故人と親しかった友人・知人を招きますが、近ごろは本葬が終わった後に引き続いて営むこともあります。  

五七日(いつなのか)法要

五七日は小練忌(しょうれんき)ともいい亡くなってから35日目です。地域や宗派によってはこの日を忌明けとして、初七日と同様の法要を営むこともあります。  

七七日(四十九日)法要

七七日は、忌日のなかでも重要な日です。この日をもって忌明けとする場合が多く、納骨、埋骨もこの法要で行うことが多くなります。  

百か日(ひゃっかにち)法要

百か日とは亡くなってから、ちょうど100日めにあたる日が「百か日」で、正確には「ひゃく日忌」と言い、「卒哭忌」とも言われています。そこには「どんなに親しい人が亡くなっても、嘆き悲しむのは百箇日で終わり」という意味があります。 七七日の法要以後は、百か日を迎えるまで、特に大きな法要はありません。百か日法要は一段落し、この後は一周忌からの年忌法要となります。 

一周忌?三回忌?二回忌はないの?

法要の年数は「かぞえ」で計算します。亡くなった年を1と数えるので、満2年は「3回忌」です。また「満1年」は2回忌とは言わずに、唯一「1周忌」とよびますね。これは、亡くなって一年が廻った(一周)あとに初めて迎える「祥月命日(しょうつきめいにち)を大切にとらえるからだそうです。

一周忌から三回忌までは、お花や会食などと、法事のご準備にもなにかと気を遣うものです。お身内のご法事の際は、どうぞご家族の方へも労いのお気持ちを伝えてさしあげてください。

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通夜・告別式に花(供花)を送りたい

通夜・告別式に花(供花)を送りたい時にはどうすればいいでしょうか。

まずは電話で確認してみましょう。

供花(きょうか)とは、故人にお供えするお花の事で、お通夜やお葬式で祭壇に飾られる生花をいいます。映画やドラマのなかのお葬式のシーンで、「**家一同」などと書いてある木の札がついた花を目にしたことがあるかと思いますが、あの花のことです。 一般的な供花は、お葬式を担当している葬儀社にお願いする事が多く、そこには提携のお花屋さんが入ってる場合も多いです。それは花の形をそろえたり、飾る供花の総数を把握するためでもあります。 しかし中には、そのような形式を知っていても、いわゆる一般的な供花ではく、心のこもったアレンジメントや花束を、故人やご遺族様に送りたい、といわれる方も多くいらっしゃいます。 どのような場合であっても、宗教や地域によって飾るお花の形式が違うこともありますし、ご遺族の意向で供花を飾らないケースもありますので、お通夜・告別式にお花を送りたいときは、かならず注文前に葬儀場へ「お花の受け取りが可能か否か」の確認をしてみましょう。 

お通夜・葬儀・告別式の違いは何ですか?

お通夜について

通夜とは、ご葬儀の前夜に親類や故人と親しかった友人・知人が集まり、故人と終夜共に過ごしながら故人との別れを惜しむ儀式のことです。元来、通夜は故人に悪い霊が取りつかないように、家族や親戚が夜通し見守るという意味がありますが、近年では、告別式に出席できない人のためのお別れの場としての意味合いもつよくなっています。通常、通夜は僧侶が着座してから始まり、遺族と参列者 が焼香をします。

葬儀・告別式について

本来「葬儀」と「告別式」は別々のものですが、最近は続けて行われることも多いです。葬儀と告別式の時間が分けられている場合においては、友人や知人の関係であれば、葬儀の時間は待機して、後の告別式から出席するのが一般的です。 なお、関東と関西でも少しずつ形式が違うので、お通夜や葬儀・告別式にお花を送る際は、事前に葬儀場に確認をするとよいでしょう。 

「ご冥福をお祈りします」の意味とは?

「冥福(めいふく・みょうふく)」とは「死後の幸福」という意味です。したがって、「ご冥福をお祈りします」とは「(故人の)死後の幸福をお祈りします」という意味になります。 ちなみに「ご冥福をお祈りいたします」というのは「哀悼の意を表します」や「お悔やみ申し上げます」と同じく、口語体ではなく文語体です。ですから、これらの言葉は弔電や手紙の中で使われることがふさわしく、お葬式の挨拶の際は冒頭の「ご愁傷さまでございます」「お気の毒さまでございます」を使うのが無難です。