はないも店主より 11月21日


立冬も過ぎ、街の景色にも落ち葉が散り敷く頃、ものみな色が消え、黄昏れゆく季節になりました。朝夕もずいぶん冷え込ぬようになりました、お元気でいらっしゃいますか。

街にでれば、すでにクリスマス一色。あとひと月でクリスマス、今年もあと40日ですって。いつからでしょう、こんなにも一年が過ぎるのを早く感じるようになったのは。

一年どころか、あの日のあの出来事はいつだったかしら?と思い起こすと、すでに3年も4年も前のことだったりして、思えば以来、お会いしてないのだなあと懐かしんだり。

便りがないのは良い便り、なんていったものですが、けれど歳も重ねますと、あとからの知らせに驚かされたり、ご訃報に心を痛めたり、案じることも多くなりました。この頃は命日・喪中のお花のお届けも続いており、私達にとっては特に想い入れのある、そんな季節です。

しかしながら、このような仕事をしてるにもかかわらず、私自身、友人や家族に対して、日頃の恩を贈ることが出来ずにおり、皆さまからのご注文を受け止めながら、自身の不義理をいつも省みます。

家族、友人、先輩、そのご家族の方たち。いつもこの胸の奥で、私を支え助け、励まし、見守ってくださる方たち。暮れが近づくにつれ、どうぞあなたとあなたのご家族においても健やかでありますように、心から願っています。便りがないのは良い便り、きっと。どうぞお元気で。